運営 / 構造整備

運営コミュニケーション系統図

本部を中心に、各施設と、その現場を支えるパートナー(清掃・リネン・ゴミ・メンテ)がどう繋がっているかの1枚。
この図の目的は、関係を美しく描くことではなく「情報がどこで止まるか」を見えるようにすること。白抜きの破線は相手が決まっていない箇所、赤は現に問題が起きている箇所。

2026-08-07 作成 / 出典: Gドライブ「清掃管理諸々整理.xlsx」全7シート・「清掃・リネン・ゴミ管理」(最終更新 2025-12-23)・施設マスター13件・富浦LINEログ 2026-03〜08-07

01系統図 ── 本部・施設・パートナー

中央が本部、周囲が施設、施設の外側の小さな四角がその施設のパートナー4機能(左から 清掃・リネン・ゴミ・メンテ)。施設をクリックすると下に相手の名前と連絡先が出る。

相手が分かっている 決まっていない・記録がない いま問題が起きている
施設名をクリック →

02情報の通り道 ── 何が本部に届き、何が届かないか

現場で起きたことは、種類ごとに決まった相手へ流れる。4種類は着地先がある。1種類だけ、受け取る人が決まっていない。

オプション課金BBQ・ドリンクなどの追加
清掃スタッフが LINE で報告 → 15:00 の清掃確認で回収 → Airhost・Slack で請求処理
→ オペレーター
備品の不足消耗品・アメニティ
LINE で報告 → 発注在庫管理シートへ追記 → 週1(木)でまとめ発注
表の記載は川野さん。実態は大竹さん(川野さんは不在。総務の井門さんが一部を引き継ぎ、備品周りは大竹さんの色が強い)
→ 大竹さん
故障・破損設備が壊れた
LINE で報告 → 施設備品報告関連グループで共有 → 方針判断 → 指示
10施設すべて同じ文言で統一されている
表の記載は佐藤さん。実態は大竹さん(佐藤さんは開発案件に注力中)
→ 大竹さん
忘れ物
画像報告 → ゲストへ連絡 → 3か月保管 → 着払い+手数料で返送
→ オペレーター
パートナーからの要望在庫を増やしてほしい/配達が限界だ/条件を変えたい
「イレギュラー」に分類される。ところがイレギュラーの宛先は施設ごとにバラバラで、共通するのは「現地の誰かに投げ返す」形。本部で引き取る設計になっていない
→ 着地先なし

富浦で漏れたのは、いちばん下の1本。リネン業者は「在庫を増やしてほしい」と現場に繰り返し伝えていたが、その話を置く場所が本部側に無かった。故障も備品も宛先はある。だが業者からの条件の話はどちらでもない。
上がってからの本部の動きは速い(7/31 に届き 8/3 発注、8/5 着)。遅かったのではなく、届く道が無かった。

2026-08-08 実態の訂正(大竹さん)。この表の出どころ(「清掃管理諸々整理」)は最終更新が古く、宛先の氏名が現況と合っていない。故障の判断も備品のまとめ発注も、いまはどちらも大竹さんに寄っている。
つまり着地先が無いのは要望の1本だけではない。名前の付いた宛先も、実際には1人に集まっている。

03本部 ── 誰が何を受けているか

「清掃管理諸々整理」のコミュニケーション表から起こした本部側の担当。ゲスト対応はここまで細かく設計されている。予約系は 18:00 以降・休日が「対応しない」と明記されており、意図的な線引きがある。

櫻井さん

会員・予約の一次窓口 / 9:00-18:00
  • YS/VX 会員の予約・滞在中問い合わせ
  • 会員専用LINE・コンシェルジュLINE
  • 営業経由・オーナー経由の予約も集約
  • 18:00以降と休日は「対応しない」(予約系)

大竹さん

実態としての受け皿 / 表には無い
  • 全施設の故障の方針判断(表の記載は佐藤さん)
  • 備品まわり(表の記載は川野さん)
  • パートナーからの条件・要望も、置くならここしかない
  • この表に大竹さんの列は存在しない

佐藤さん

オーナー対応 / 現在は開発案件に注力
  • オーナーLINEの受け口
  • 唐神さん経由のオーナー案件
  • 全施設の故障報告の判断者 → 現在は大竹さん

森下さん

施設運営 / イレギュラー判断
  • 晴海のイレギュラー判断
  • 館山の清掃手配(移行期)
  • 河口湖の業者契約担当
  • 渋谷の近隣苦情窓口

井門さん(総務)

川野さんの業務を主に引き継ぎ
  • info@ymthr.com(ホテレジ・YHR)
  • info@village-x.com
  • ものによっては大竹さんへ

川野さん

現在不在 / 表には残っている
  • 総合窓口・週1(木)の備品まとめ発注
  • 総務の井門さんが主に引き継ぎ
  • 備品まわりは大竹さんの色が強い

シフト担当者

夜間・休日の受け皿
  • 18:00以降・休日の滞在中問い合わせ
  • OCIETE が答えられない不明点の照会先

OCIETE(外部)

OTA客の一次対応
  • OTAチャット・電話の一次受け
  • 不明点はシフト担当者へ

井門さん・内野さん・服部さん

OTA各サイト/ヘルプデスク
  • OTA各サイトの問い合わせ対応
  • LINEオンラインヘルプデスク

柏崎さん

SNS / 表では要確認扱い
  • インスタグラムのメッセージ
  • X のメッセージ
  • 表では「確認(かしわさん?)」のまま

この表は氏名の表記ゆれや未確定の疑問符が残る作りかけの状態で、最終更新も古い。設計の意図は十分読み取れるので骨格としては使えるが、正本にする際は現況との差分を1件ずつ確認する前提。

04調べて分かった3つ

FINDING 01

館山だけ、フロー表に個人名が書き込まれていた

「イレギュラーの対応方法」の列は、他施設が会社名(CALMS・家事プロ・KEA)か役割名(担当者・バイト)で書かれている。館山だけが「担当者が豊田さんに指示」と個人名。その豊田さんは既に移籍済みで、表は更新されないまま残っていた。

豊田さんは現地リード・業者窓口・本部への通訳の3役を1人で担っていた。3役だと見えていなかったので、引き継ぎでは日次連絡の1役しか渡らなかった。金木さんに酷というより、渡す側が役割を分解していなかった。

出典: 清掃管理諸々整理「物件ごとの清掃業務の違い」9行
FINDING 02

館山のリネンとゴミだけ、予定が渡っていなかった

管理表の「情報共有」列に、館山のリネンとゴミだけ「共有 未」とある。担当者のメモに「随時連絡が面倒であればスプシカレンダー共有の方がよいかも」とまで書かれており、2025年12月時点で問題は認識されていた。

他施設のリネンは定曜日制(毎週◯曜に必ず来る)なので共有が無くても回る。館山だけが「その都度こちらから希望日を伝える」方式で、しかもその予定が渡っていなかった。業者は次にいつ客が入るかを知らないまま配達計画を立てていたことになる。

富浦LINEログには業者が予定を聞いてくる場面が3回(2026-02/03/05)。カレンダーが渡っていれば起きない会話。
※これは管理表とログの符合から立てた推定で、業者側に確認したものではない。
FINDING 03

困りごとを拾う台帳は、一度作られて3週間で止まった

「Lineメモ」シートは「最終的にマニュアルに残したい」で始まる、現場からの確認事項と回答の台帳。ゴミの分別・BBQ料金・定員超過の可否・返金判断など、日次の分類に入らない種類をちゃんと拾えている。

ただし 2025-09-22 〜 2025-10-10 の19件で停止。以降は行番号だけが空欄で20行以上続き、最後の数件は回答欄が空のまま。月次を作るなら、同じ止まり方をしない仕掛けを先に決める必要がある。

止まった理由は表からは読めない。担い手が善意に依存し、締切も定例の場も無かったことは構造として見えるが、当時の関係者に1問聞ければ確度が上がる。

05予定共有の有無(管理表 2025-12 時点)

施設清掃リネンゴミ
館山/富浦カレンダー共有(?付き)共有 未共有 未
九十九里カレンダー共有カレンダー共有共有不要(定曜日回収)
渋谷カレンダー共有共有不要(定曜日回収)共有不要(定曜日回収)
晴海カレンダー共有共有不要(定曜日納品)共有不要(自前)
京都カレンダー共有随時LINE発注共有不要(自前)

リネン業者にカレンダーを渡せているのは九十九里だけ。館山は渡す方式なのに渡していなかった ── 仕組みの型が1施設だけ違っていた。

06整えるところ

1

「イレギュラー」に宛先を作る

故障にも備品にも宛先はある。イレギュラーだけが施設ごとにバラバラで、しかも現地へ投げ返す形になっている。ここにパートナーからの要望・条件・不満が入るため、本部で引き取る宛先を1つ決めるだけで、今回漏れた1本は塞がる。あわせて、フローに個人名を書かない(会社名か役割名にする)ことを決めておく。

ただし2026-08-08時点で、その宛先を新しく人に割り当てることは保留(大竹さん判断)。スタッフに新たな責任を発生させる話になり、導入と慣らしの期間が要るため、中長期のチーム成長計画とセットで扱う。当面は大竹さんが持つ。

効果02章で切れている1本に直接効く
変更は表1列ぶん
2

予定共有が「未」のパートナーを潰す

館山のリネンとゴミは、その都度こちらから希望日を伝える方式でありながらカレンダーが渡っていなかった。共有欄が「未」の相手を洗い出して潰すのは、枚数を足すより先にやる価値がある。

優先館山のリネン・ゴミ
次に軽井沢・南葉山・河口湖(そもそも相手が未定)
3

Gドライブの2本を正本へ移す

台帳が無いのではなく、正本に移し切れていなかった。中身は連絡先・発注サイクル・請求方法・共有の有無・報告ルールまで揃っており、そのまま骨格に使える。清掃・リネン・ゴミ・メンテの4機能を施設情報の必須項目にする。現況とのズレは移す時に1件ずつ確認する。

置き場業者台帳と本部の担当マップを新設
施設ごとの情報に4機能の欄を追加
4

月1のヒアリングを定型にする

聞く相手は現地スタッフと各パートナーの両方。内容は毎回同じ4項目に固定する ──「困っていること」「そろそろ直したほうがいい箇所」「業者側から言われていること」「在庫や体制で無理が出ている所」。3週間で止まった前例があるので、担い手・開催日・繰り越しルールを先に決める。自由に話してもらうより同じことを毎月聞くほうが、変化が差分として見える。

優先富浦・渋谷・晴海・京都
(枠が空いている × 稼働が高い順)