予約が入ってからチェックアウトまでの全経路を、AirHost の設定実物と社内の正本で突き合わせた棚卸し。
ひとことで — ゲストに自動で届いているのは4通だけで、その4通はどの施設でも同じ文面です。施設ごとの説明を差し込む欄は用意されているのに、14施設中13施設が空のまま。一方で立派なご利用案内サイトが24本公開されているのに、ゲストへ送る経路に1本も載っていません。
横軸は予約からチェックアウト後まで。上段がOTAゲスト様、中段が会員様、下段が器はあるのに使っていない枠です。
12の枠が用意されていて、有効なのは4つ。文面は全施設で共通です(ホテレジ専用の1本を除く)。
| いつ | 枠の名前 | 状態 | 中身 |
|---|---|---|---|
| 予約確定 直後 | 予約が確定した後メッセージ | 有効 | 御礼/事前チェックインURL/パスポート提出のお願い/防犯カメラの告知(室内は無しと明記) |
| 5日前 12:30 | チェックイン5日前メッセージ | 有効 | フォーム記入の督促/当日の鍵表示の手順(3ステップ) |
| 3日前 15:00 | チェックイン前メッセージ(ホテレジ) | 有効 | ホテレジ京都駅前 専用。部屋番号・エントランス暗証「1234」・キーボックス番号を平文で送る |
| 退室日 09:00 | チェックアウト前メッセージ | 有効 | 退室時刻/退室操作/消灯・忘れ物の確認 |
| 初回問い合わせ時 | 自動応答メッセージ | 無効 | 一次回答。使っていない |
| 3日前 00:30 | チェックイン3日前メッセージ | 無効 | 時刻が深夜のまま。運用側が言う「3日前配信」はこれではない |
| 当日 17:00 / 翌朝 9:00 | チェックイン後・翌日メッセージ | 無効 | — |
| 退室日 11:30 / 19:00 | リマインダー・チェックアウト後 | 無効 | レビュー依頼の置き場所として空いている |
| セルフCI完了時 | セルフチェックイン完了時 | 無効 | 到着直後に届く唯一の枠。空いている |
airhost(自社予約)と manually_created(手動作成)を送信対象から外しています。会員様・オーナー様・社内予約には1通も飛びません。会員様の案内が全部人手なのは、この設定の裏返しです。自動送信の文面には room_manual extra_memo という差し込み口があり、施設側に対応する欄が用意されています。14施設を全件見ました。
| 欄 | どこに出るか | 14施設の実測 |
|---|---|---|
checkin_instruction | 入室案内(自動送信に差し込まれる) | 京都1施設だけ(短縮URL x.gd/6y5OU が1本)。残り13施設は空 |
welcome_msg | セルフチェックイン画面の歓迎文 | 14施設すべて空 |
checkin_welcome_msg | 同上(チェックイン時) | 14施設すべて空 |
terms / checkin_terms | 同意事項 | 14施設すべて空 |
つまり、ご利用マナー層2(同意しないと鍵情報へ進めない)を載せる器は既にAirHostに有るのに、全施設で一度も使われていません。
南房総で実測。項目はこれだけです。
旅館業法の宿泊者名簿の項目だけで、ハウスルールの承諾チェックは1つもありません。
verification_steps / room_key_provider という兄弟項目があり、ここが「鍵情報を出す条件」を握っている可能性があります。ただし中身は未調査です。Peter へ渡すときは「フォームに項目を足す」ではなく「鍵開示の条件に承諾を挟めるか」から確認するのが早いと見ています。| タイトル | 言語 | 用途 |
|---|---|---|
| Can I Early Check-in?(退室者がいる日) | EN | アーリーチェックインのお断り |
| Guest Form Completed | EN | フォーム受領の返答 |
| check out / チェックアウト | EN / JA | ご滞在の御礼 |
設備の使い方・ハウスルール・トラブル対処のテンプレートは0本。代行(OCIETE)も社内も、毎回ゼロから書いています。OCIETE向けガイドサイトに知識は集めてありますが、それは「読む物」であって「送る物」になっていません。
会員版12本・OTA版12本が独自ドメインで公開され、鍵・Wi-Fi・設備・退室手順まで書いてあります。
ところが guest-*.yamato-prc.com をリポジトリ全走査すると、出てくるのは台帳・社内カルテ・ドメイン接続スクリプトだけ。自動送信文にも、OCIETE向けガイドにも、掲載文にも1件も入っていません。
実測 2026-09-02(全文検索)/ DEPLOY_TARGETS.md
いちばん困るのは「着いた直後」なのに、そこだけ自動送信が切れています。「セルフチェックイン完了時のメッセージ」という枠が用意されていて、無効のままです。
ここが空いているので、Wi-Fi・ゴミ・設備の質問が滞在中の問い合わせとして流れてきます。
実測 guest_checked_in = 無効
4通とも自社予約を除外設定にしているため、会員様のご案内は受注返答からフォーム送信・鍵配信まで全部人手です。
しかもチェックインフォームはGoogleフォームが4施設分しか無い(晴海・軽井沢・館山・渋谷)。他の施設の会員様が何を受け取っているかは台帳から追えません。
ys_operations.md #17–20
ホテレジ京都駅前の自動送信に、エントランスの暗証番号が本文に直接書かれています。差し込み変数ではなく固定値です。
鍵番号は「使ったら変える」が方針(playbook 11-2-b)なので、この1通だけ方針の外にあります。
実測 before_checkin(ホテレジ)
「同意しないと暗証番号を出さない」を実現する画面が、現状のフォームには存在しません。器(terms / checkin_terms)は全施設で空です。
南房総の面2の文面は書き上がっているので、置き場所が決まれば入る状態です。
tasks/handoff_noise_manner_rollout.md 残作業10
鍵やWi-Fiは夜に起きるのに、翌朝まで止まります。OTAゲスト様側はAI一次応答の設計が進んでいますが、会員様側は未着手です。
project_line_member_concierge
接続チャネルを14施設で実測したところ、ota_policy.md の記載と食い違う点がありました。
| 項目 | 台帳の記載 | 実物(2026-09-02) |
|---|---|---|
| Expedia | 館山のみ | 河口湖のみ(館山には無い) |
| Trip.com | 渋谷のみ | 渋谷・館山・京都・河口湖の4施設 |
| Space Market | 渋谷のみ | AirHost に接続チャネルとして存在しない |
| AsiaYo | 記載なし | 渋谷・京都に接続あり |
南房総は Airbnb 1本のみ、晴海は 自社予約エンジンのみ(OTA接続なし)でした。施設別の全リストは正本 SoT/operations/guest_messaging.md の5節にあります。