「判定が正しいか」ではなく「その方は助かったか」を数える物差しを新設しました。ご指定の3軸(問題解消/ラグジュアリー水準のホスピタリティ/感情の軌跡)を 0-4 の段階尺度に落とし、22人のロールプレイを採点 → 弱点2つを特定 → 修正 → 再測定、まで今日のうちに1周半回しています。
既存の「欠陥監査」(枠の突破・作り話を見る守りの検品)とは別レイヤーとして立てました。守りの検品に体験の点数を混ぜると両方濁るためです。
| 軸 | 何を測るか | 4点 | 0点 |
|---|---|---|---|
| 解決度 0-4 | 解決した or「次の一歩」が決まって終わったか。人への引き継ぎは減点しない。減点するのは行き止まりだけ | 解決/引き継ぎでも「誰が・何を・いつ頃・その間どうするか」まで明確 | 「できません」「朝までお待ちください」で閉じ、代わりの道が無い |
| ホスピタリティ 0-4 | 敬語の量ではなく、先回り・個別化・「こちらでお預かりする」所有感・品位ある温度 | 背後の意図を汲む/質問最小/断るときも代替の道が中心 | 突き放し・責任回避・ゲストを疑う |
| 感情の軌跡 0-4 | ネガ起点の会話のみ。AIの文面が優しいかではなく、ゲスト側の発話が実際にどう変わったか | 沈静化し感謝・安心・協力へ転じた | 「話が通じない」「責任者を出して」へ悪化 |
| 行き止まり フラグ | 会話の終わり方が「解決/次の一歩が確定/人が動いていると伝わり会話も開いている」のどれでもない=🔴。北極星第3段の達成指標そのもの。目標は全会話0件 | ||
①ロールプレイ実測(22人)→ ②欠陥監査+体験採点 → ③低評価の指摘を1件ずつ現物と突き合わせ(判定役の誤りを本物と混ぜない)→ ④本物だけ直す → ⑤検証108本+再測定。今日この輪を2周回しました。
締め出しの会話で「一斉にお知らせ+番号+夜間早朝を問わず」の同一ブロックが3〜4通連続していました。2度目の提示から前置きを畳み、お知らせを継続形に変更(番号自体は命綱なので毎回置く)。
締め出された会員様が2通目で「施設名わかりません。予約確認のメールが見れない」→「予約」の語で1層目が発火し、SoTを一度も引かずに定型文で終了していました。「一度立った緊急は会話の間降ろさない」を assist 判定に配線し、緊急中はどのルールに当たっても先に調べてから人へ渡すようにしました(本番でも実測確認済み)。
| 会話 | 改善前 | 改善後 |
|---|---|---|
| 渋谷と京都を間違えた会員様 | 解決1・接遇1・🔴行き止まり | 解決4・接遇3・感情4 |
| 酔って番号を忘れた会員様 | 解決2・接遇2・🔴 | 解決4・接遇3・感情4(「入れた入れた〜」で終了) |
| 締め出し(施設名不明) | 解決0・接遇1 | 解決0のまま(下記「残る課題」) |
※ 相手役が即興のため点は周ごとに揺れます。安定して見てよいのは行き止まり件数と機械検査(今回も機械の重大指摘は全周0)。判定役が挙げた critical 3件は現物と突き合わせた結果3件とも判定役の誤りでした(例:「正しくは2320」→ 館山の正本は9133でCurtisが正しい)。
ご指摘(「構造的に情報が無いときにどう回答するかが重要」「検証も変更も全然足りない」)を受けて、打つ手が無い領域だけを突く第3波ペルソナ12人を新設し、ループを3周追加で回しました。追加分: 駆けつけ要求/避難場所を尋ねる/実在しない建物名/資料に無い設備仕様/タクシー手配/レストラン予約/電話が繋がらない長期戦/事前案内の全削除/締め出し+子どもの発熱/地域停電/水漏れ/「誠意を見せろ」。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 子どもの発熱+締め出しの複合で、救急相談の案内が一度も出ない | 「熱があって」「ぐったり」等のソフト症状に #7119 の一文を機械で必ず添える。ただし開錠支援は続ける(安易に緊急扱いすると鍵の助けまで死ぬため2層に分離) |
| 安全案内の「119」を、自前の番号検査が「未許可の暗証」と誤検知 | 緊急通報番号を検査の除外に登録(「1194」のような実番号の一部は落とさない書き方で) |
| 床が濡れ続ける水漏れに「朝9時以降に」を3連発 | 常識範囲の応急(止水栓・タオル)を渡す前に必ず1つ置くと人格へ明記 |
| 「番号で開かなくて」の言い回し違いで、締め出しの緊急扱いが立たない | 語尾で切らない語彙へ拡張(+「立ち往生」) |
| 「やってみます」の経過報告に定型文で応答 | 経過報告への受け止めは事実を語らないので、そのまま返せるように |
| タクシー依頼への「ご予約の件、承りました」が手配受諾に読める | 「承知いたしました」へ(聞いた事実だけを認める言い方) |
| 初回 | 3周目 | |
|---|---|---|
| 🔴 行き止まり | 5件 | 2件 →(原因2つも修正済み) |
| 締め出し+発熱の複合 | 解決2・接遇1 | 解決4・接遇3・感情4(合格) |
| 水漏れ | 解決1(朝送り3連発) | 解決3・接遇3・感情3 |
| 実在しない建物名 | 解決2・接遇1 | 解決4・感情4 |
最終検証: 判定テスト114本 green / 1問1答44件中43件正答(残る1件は安全側の揺れ)/ 境界チェック 🔒23/23・🎲0・⛔0。※修正後の全34人まとめ測定は、途中で AI利用枠(Anthropic クレジット)が尽きたため未完 — 補充後に1コマンドで回せます。
「番号でも開かない・電話も出ない」の末端で、Curtis に打つ手が構造的にありません。凍えている会員様に対し、現状の最終手段は「担当者へ重ねてお知らせ」だけ — しかし一斉通知の Slack チャンネル(SLACK_CONCIERGE_CHANNEL)が未設定のため、このお知らせは実体を伴っていません。ここが埋まらない限り、最悪ケースの行き止まりは尺度をどれだけ磨いても消えません。現地駆けつけ(近隣スタッフ・警備会社)の運用を定義するかどうかも、あわせて Otake さん判断の領域です。