今週はじめて、AIが自分で気づいて自分で直しました。同じ週に、別のAIには「材料が一生届かない」配線が見つかりました。その両方の話です。
出発点はOtakeさんの「組織図の中にAI社員を置いちゃう」でした。そこから話が2階建てになっています。前回の私の報告は、下の階の細部だけを並べて上の階との関係を書かなかったので、意味不明になっていました。
組織図に枠を置くか。承認と検収を、これからもOtakeさん1人が持ち続けるのか。8月13日のBMに議題として出してあります。
6人それぞれに「週に1回、自分の担当で今週何が起きたかを読み返して、マニュアルを直す時間」を設けてあります。それが本当に動いているかを点検しました。
いま、AIの不具合に気づくのは毎回Otakeさんです。
どれもOtakeさんの一言が起点でした。この形のままAIを増やすと、AIの数だけOtakeさんの見る量が増えます。
目指しているのは逆で、AIが増えるほどOtakeさんの手数が減る状態です。そのために要るのが「週1の振り返り」——気づいたことを自分で読み返して、自分でマニュアルを直す時間です。
この良し悪しの測り方も決めてあります。月に1度、「Otakeさんの指摘から始まった直し」と「AIが自分で見つけた直し」の比を見る。それだけです。
6人います。担当は重なりません。週1の振り返りは4人が初回を通過し、残る2人が来週です。
8月6日、彼の週1の時間が動き、掲載文の問題を2件見つけて、マニュアルと施設の台帳を自分で直していました。
そのマニュアルには「誰の指摘でこのルールができたか」の記録欄があります。そこにOtakeさんでも私でもない行が、初めて2行入りました。
しかも中身が痛いところを突いています。
これは名簿全体に効く言葉です。実際、下の「その2」はまさにこの言葉の反例でした。
直した2件は、①掲載文に命令口調やNG表現が28か所あった件 ②南房総の掲載が「プール」と書いているが、正しくは「アウトドアバス」で全媒体統一と決まっていた件(2026年6月14日にOtakeさんが確定)。
②は外に出す変更になるので、彼は「自分は権限が低いので承認待ち」と自分で書いて止めています。見つける・直す・止まる、を全部自分でやりました。
彼が自分で数えた数字もあります。「現行6本を数えたら、命令口調が4本に計18か所。ひとつの症状としては最多」。いちばん多い事故が、推測ではなく実測になりました。
彼の担当(施設情報)は気づきが0件でした。前回私は「まだ日が浅いから様子見」と判断していました。
違いました。施設の点検は毎週19件も問題を見つけているのに、「重大なものだけ提出」というルールで、その「重大」の基準に一度も届かない設計でした。届く見込みもゼロ。彼の机には永久に何も届かない状態でした。
これがいちばんたちの悪い形です。動いているし、成功と表示されるし、何も出ないことに理由もついている。でも永久に変わらない。
提出基準を作り直し、実データで確認しました。19件のうち3件が届き、毎週7件出て邪魔になるだけのもの(更新日のズレ)は落ちるようにしました。来週火曜、彼の机に初めて中身が乗ります。
届くようになった3件は、麻布台ラウンジの必須項目の欠け(2件)と、渋谷のWi-FiのSSIDが2種類書かれている件です。
あわせて、8月3日に作った「同じ施設の中で数字が2通り書かれていないか」「他の施設から数字が丸写しされていないか」を見つける仕組み——この名簿の心臓部——が、提出対象のリストから漏れていたのも見つかって直しました。作った当日に登録を忘れていた形です。
「どの担当に何が溜まっているか」を1枚で見るコマンドがあります。それが8月4日から開けなくなっていました。
原因が皮肉です。「担当者のいない空席(オーナー報告・経理)を見えるようにするために足した2行」が、一覧全体を落としていました。空欄を見せるために足したものが、表ごと殺していた形です。
直しました。あわせて、次に同じことをする人が読む場所に注意書きを置き、判断の原則としても1行残しました。
「AIが増えるとOtakeさんの手数が減る」という話が、口約束ではなく記録の上で初めて1点入った——それが今日です。
数字はすべて実機の記録から取りました(推定なし)。
詳細な経緯・技術的な内訳は tasks/handoff_ai_agent_roster.md にあります。